代表者プロフィール
北澤 毅(きたざわ たけし)
[学 歴]
- 1969年4月 茨城県立土浦第一高等学校入学
- 1972年3月 同卒業
- 1973年4月 東京大学文科Ⅲ類入学
- 1978年3月 同教育学部学校教育学科卒業
- 1978年4月 筑波大学研究生入学
- 1979年3月 同修了
- 1979年4月 筑波大学大学院博士課程教育学研究科入学(教育社会学専攻)
- 1984年6月 同退学
- 1985年4月 筑波大学研究生入学 博士課程教育学研究科所属
- 1987年3月 同修了
[学 位]
- 1983年3月 教育学修士(筑波大学)
[職 歴]
- 1984年7月 日本学術振興会奨励研究員
- 1985年3月 同退職
- 1985年9月 東京都立大塚看護専門学校非常勤講師(1992年3月末まで)
- 1986年4月 群馬大学教育学部非常勤講師(1990年3月末まで)
- 1990年4月 日本女子体育短期大学体育科専任講師(1993年3月末まで)
- 1993年4月 日本女子体育短期大学体育科助教授(1996年3月末まで)
- 1996年4月 立教大学文学部教育学科助教授(2000年3月末まで)
- 2000年4月 立教大学文学部教育学科教授(2019年3月末退職)
- 現在、立教大学名誉教授
[所属学会]
- 日本教育社会学会、日本社会学会
[主要業績]
【単著】
- 北澤毅,2015,『「いじめ自殺」の社会学-「いじめ問題」を脱構築する』世界思想社。
【共著】
- 北澤毅・片桐隆嗣,2002,『少年犯罪の社会的構築-「山形マット死事件」迷宮の構図』東洋館出版社。
【編著・共編著】
- 北澤毅・古賀正義編著,1997,『<社会>を読み解く技法-質的調査法への招待』福村出版。
- 中河伸俊・北澤毅・土井隆義編,2001,『社会構築主義のスペクトラム』ナカニシヤ出版。
- 北澤毅編,2007,『リーディングス 日本の教育と社会 第9巻 非行・少年犯罪』日本図書センター。
- 北澤毅・古賀正義編,2008,『質的調査法を学ぶ人のために』世界思想社。
- 門脇厚司・北澤毅編,2008,『社会化の理論-山村賢明教育社会学論集』世織書房。
- 北澤毅編,2011,『<教育>を社会学する』学文社。
- 北澤毅編,2012,『文化としての涙-感情経験の社会学的探究』勁草書房。
- 北澤毅・間山広朗編,2018,『教師のメソドロジー-社会学的に教育実践を創るために』北樹出版。
【主要論文】(学術誌に収録された論文を中心に)
- 1985,「「問題」行動の社会的構成-相互行為論の視点から」『教育社会学研究』第40集,日本教育社会学会:138-149.
- 1987,「規則適用過程における行為者の意志-「規則に従う」とはどういうことか」『ソシオロジ』99号,社会学研究会:55-71.
- 1990,「逸脱論の視角-原因論から過程論へ」『教育社会学研究』第47集,日本教育社会学会:37-53.
- 1992,「子ども・青年研究の展開」山村賢明・北沢毅『教育社会学研究』第50集,日本教育社会学会:30-48.
- 1997,「他者の不透明性について-「いじめ自殺」をめぐる言説分析を通して」『立教大学教育学科研究年報』第40号,立教大学文学部教育学科:149-159.
- 1997,「危機に立つ学校-『ポスト義務教育社会』をめざして」岩内亮一・陣内靖彦編『新・教育と社会』学文社:45-63.
- 1998,「「子ども問題」の語られ方-神戸「酒鬼薔薇」事件と<少年>カテゴリー」『教育社会学研究』第63集,日本教育社会学会:59-74.
- 2004,「構築主義実証研究のための方法論ノート」『立教大学教育学科研究年報』第47号,立教大学文学部教育学科:13-23.
- 2008,「「いじめ自殺」の構造-テレビドラマ「わたしたちの教科書」の分析を通して」『立教大学教育学科研究年報』第51号,立教大学文学部教育学科:35-51.
- 2008,「「いじめ自殺」物語の解体」『現代思想』Vol.36(4),青土社:200-213.
- 2011,「「学校的社会化」研究方法論ノート-「社会化」概念の考察」『立教大学教育学科研究年報』第54号,立教大学文学部教育学科:5-17.
- 2011,「学校的社会化の問題構成-「児童になる」とはどういうことか」北澤毅編『<教育>を社会学する』学文社:212-237.
- 2012,「「教育と責任」の社会学序説-「因果関係と責任」問題の考察」『教育社会学研究』第90集,日本教育社会学会:5-23.
- 2012,「誰が「自殺練習」を見たのか?-「大津いじめ自殺問題」解読のためのノート」『現代思想』Vol.40(4),青土社:135-141.
- 2014,「質的調査の方法:概論」一般社団法人社会調査協会編『社会調査事典』丸善出版:274-279.
- 2017,「構築主義と教育社会学-「言説」と「現実」をめぐる攻防」『社会学評論』Vol.68(1),日本社会学会:38-54.
- 2017,「教育社会学における質的研究の展開-質的研究における一般化問題を考えるために」日本教育社会学会編 本田由紀・中村高康責任編集『教育社会学のフロンティア1 学問としての展開と課題』岩波書店:127-144.
- 2018,「逸脱」日本教育社会学会編『教育社会学事典』丸善出版:544-547.
- 2018,「なぜ「いじめ問題」はなくならないか-「いじめ」と「苦痛」を切り離すための歴史社会学的考察」吉田順責任編集『なぜ指導がうまくいかないのか~これまでの生徒指導の「考え方」を見直す~』学事出版:10-30.
- 2019,「「逸脱」と「社会化」をめぐる研究小史:構築主義と学校的社会化を中心に」『立教大学教育学科研究年報』第62号,立教大学文学部教育学科:9-22.
- 2020,「理論の応用可能性-一般化と相対化への着目」『日本教師教育学会年報』第29号,44-53.